問題
【問題 56】 患者漏れ電流で直流許容値が規定されている主な理由はどれか。
1) ミクロショック対策のため。
2) 3P コンセントで使用するため。
3) 周波数が低いほど感電閾値が下がるため。
4) 内部電源で動作する ME 機器があるため。
5) 電気分解によって人体組織を損傷する恐れがあるため。
正答
5) 電気分解によって人体組織を損傷する恐れがあるため。
まず結論
正答は 5) 電気分解によって人体組織を損傷する恐れがあるため。 です。
この問題の要点
- 漏れ電流の定義と基本的な役割を確認する
- 設問が求める条件に合う選択肢を特定する
- 選択肢ごとに対象、目的、作用、単位を対応させる
- 正答だけでなく、他の選択肢が外れる理由も整理する
解説
直流が人体に長時間流れると、電極界面で電気分解反応が起こり、pH変化や化学的損傷を生じ得ます。この組織損傷を防ぐため、患者漏れ電流には交流だけでなく直流の許容値も規定されます。
復習の軸: 正常状態と単一故障状態、患者漏れ電流と合計患者漏れ電流を区別します。
最後に、正答と他の選択肢の違いを自分の言葉で一文にして、同じ知識を別の問い方でも使えるように整理します。
選択肢を見分けるポイント
- 問題文の否定語、数、対象、条件を最初に囲む
- 装置名や用語だけでなく、目的と作用の組合せを確認する
まとめ
この問題では、漏れ電流 に関する条件を正確に読み取り、正答 5) 電気分解によって人体組織を損傷する恐れがあるため。 へ結びつけます。正答番号の暗記で終えず、判断に使った条件を一言で説明できると、類題にも対応しやすくなります。
次に復習したいテーマ
- 漏れ電流
- 医用機器安全管理学
出典
出典:第44回 第2種ME技術実力検定試験 午後問題 公式公開PDFより